選択を委ねることはすべて良くないと思っていたけどそうでもなかった話とその顛末

推しチーム、球団、カラー制度って、実はミニマリストな発想とちょっと相性が良いと思っている。「どれにする?」という選択肢が目の前に現れたとき、躊躇なく、タイムロスなく選べる。下手に悩む時間をかける必要がない。

 

たとえば、自分なら今の推しカラーは黄色、時々。推し数字は6と4、それを足した10。三桁なら604。4桁なら0604か1995。仕事上でもいつでも迷いなく即決できるので、周りからも「どうぞどうぞ」と譲ってもらえることが多い。小さなことかもしれないけど、塵も積もれば山となる威力は、実は半端ない。

 

これに重ねて「選択」を狭めてくれるのが、スポンサー様の存在。CMでしょ?と侮らないでもらいたい。今日はどれにしようかな? という迷いに、スパッと解を与えてくれる。誰かの行動を変えたい側(CM)として、「推し」の力はとても効果的なんだなあと実感する(させられる)日々なわけです。

 

  •  ビールなら本麒麟(今やビールはキリン一択)。
  •  胃薬なら太田漢方胃腸薬II。
  •  ゆるキャラなら太田医にゃん。
  •  クルマならスズキ・ハスラー(まだ買ってないけど)。
  •  ふるさと納税は春の一大事やライブをやった自治体。
  •  そして、いま瞬間最大風速的に黄推しが熱いのがサントリーの「特茶」

 

  •  キャンペーンがあると聞けば、バーミヤンへ行き(懐かしい)。
  •  コラボグッズが発売されればしまむらへ(これも懐かしい)。
  •  推しが使っているなら、普段は使わないオイルや化粧水まで(笑)。

もはや覚えていないコラボも多すぎる。

タオルやTシャツ、冬の防寒具諸々までがグッズに占領されていて(すでにミニマリストとはほど遠い)、思えば遠くまで来たものだという感じ。

 

推し初心者の頃は、自分の人生の「選択」を委ねてしまっても良いのかな?と思ったこともあった。けれど、だからこそ自分では選ばない景色・世界を見れたことに気付いたら、ひたすら楽しい生活になった。悔いはなし、感謝しかない。

 

というわけで、自分を正当化する流れができた。これから推しの生誕グッズ(あの超絶難易度高めのパーカー)や、推しがプロデュースした意外なほどお得で断然汎用性の高い(何と比べてとかは沈黙)スピーカや、来週のライブグッズが文字どおり一気に届く(うふふ)。推しからのクリスマスプレゼントだと思って、盛大に祝い喜びたい。( ´∀`)

 

※※※※

 

この投稿は今日届くはずだった「玉イコライザー」搭載のあのスピーカでももクロの曲を聴きながら、その写真を添えてノリノリでアップするつもりだった。だけど宅配業者に思わぬ事象が起きたらしく、実物は数十メートル先まで来ているのに到着は2日後になるという連絡(宣告)があったところ。これもまた人生…orz。届かない理由がちょっと面白くて怒る気にもならず、2日分の期待をマシマシにしておきます。特茶飲んでオッケーオーライ♪

 

f:id:tomatoudon:20211130211639j:image